イーゼット
EAZETは、杭工法としての高い性能、メーカー責任施工体制に基づいた信頼性、施工の際のコンパクトさ、時代が求める環境性能、これら4つの特性をコンセプトに、常に製品性能を向上させてきました。住宅地、市街地、狭隘地での杭工事に始まり、既存建物の増改築向け、工場・プラント内での杭施工、エレベーターの増設、鉄道分野、鉄塔向け、耐震補強、免震化向けの杭工法としてなど、建築、土木の様々な分野で活躍しております。
製品の仕様
EAZET(イーゼット)は、杭素材として、JIS規格の一般構造用炭素鋼鋼管STK400及びSTK490(杭本体部)、一般構造用圧延鋼材SS400 及びSS490を使用します。
また杭継手部には、やはりJIS規格の機械構造用炭素鋼鋼管STKM13-A及びSTKM20Aを使用しています。
杭径は、 114.3mmから355.6mmまでの8種類、先端部は杭径の約2倍～3倍に拡大した仕様となっています。
独自のらせん形状は、効率のよい支持力性能を発揮するとともに、残土ゼロでの低騒音、低振動施工を実現します。
こんな時に使われています
EAZETは多くの建設計画において活用できる杭工法ですが、特に下記のようなご計画の場合において、経済的、現場環境的観点から最適な杭工法のご提案となります。
狭い搬入路
施工機械の幅は標準サイズで約2.5m。一般の乗用車が通行可能であれば、施工機械の搬入は可能となります(自走搬入が前提となります)。
重機械の搬入が難しいご計画には最適です。
住宅地や市街地での工事
住宅地・市街地での建築計画など、近隣環境への十分な配慮が必要なご計画の場合、低振動、低騒音、無残土のEAZET工法は最適です。
発生する振動・騒音レベルは極めて低レベル、搬出入に使用される車両数も一般工法の3分の1以下です。